2011/04/10 豚みそラーメン準備完了!急きょ、鳴瀬第一中学校の炊き出しへ カテゴリー:ボランティア
4月9日は
(被災地救援活動に精を出す 従兄弟の達臣兄)
「さとしー明日の昼飯がないんだってよ!どうにかならんかい?」
まだ準備中でしたが、とりあえず早坂さんに連絡をとって350食確保。
前日の夜にもかかわらず対応してくださった「親方」には本当に頭が下がる。
(味付け)
ここで炊き出しのポイントを簡単にまとめます。
?炊き出し場所の床が傷つかないように
?用意から提供まではスマートに。
?提供スピードは最速で。「早い、美味い、タダ」が炊き出しの鉄則。
?水光熱費は極力かけない。
?人員は多すぎても少なすぎてもいけない。
?こだわりは誰の為になのかを考えて、こだわる。
?は排水や汚れですね。主に二点。茹で湯とバーナーの
熱による床の変質。茹で湯が流れださないようにタライやバケツに流れるようにする。バーナーの熱はブロックなどで直接熱がいくことを避ける。
?一概にいえませんが、出来るだけスマートにやってて間違いはありません。炊き出しを提供してもらった場所は水周り近くだったり皆のフリースペースになっていることも多いです。そこで沢山スペースを使うということはそれだけ「誰かに」支障が出ているということです。極力少ないスペースを心がける。
?避難所は沢山人がいて様々なルールが作られています。それを管理・運営すると連日ミィーティングしているものです。なので開始時間も決まっていることもあります。
普段の食事の時間以内に提供することができればまったく問題はありませんが、それが長びくと、、、当然避難所全体のスケジュールに影響します。なんで提供時間は現地のながれを意識しその範囲内でやるように気をつけていきたいですね。
?水もガスもあるところにはあるけど、やっぱり今は自粛すべき。
無尽蔵にあるわけではないので。。。いやーラーメンは使いすぎになりやすい!
?出来るだけの限られた人数で沢山の場所でやることが優先ですね。
だいたい感覚の平均ですが、1時間200未満だと1人100杯が平均です。つまり200食のところだと2人ー3人いれば大丈夫でしょう。
その感覚でバーナーを増やして提供場所を多くすることも必要です。最近求められる炊き出し場所は自宅避難の集落とか100人―150人の規模が最も多いですね。
?地震後炊き出しをみて感じたことは、五福星の早坂さんも言っていたのですが。現地で炊き出して見て思うことは普段の俺たちがやっていたラーメンはなんて自己満足だったかということ。
材料も大量につかい、ガスと水をふんだんに使用する。しかし、炊き出しでつくったラーメンはいろいろな制約があってお粗末なもの。。。だけどそれを食べてくれる方たちの笑顔や満足する声を聞けば聞くほど。。。恵まれ過ぎていると思える。
いろいろ書きましたが本当に被災地で必要なことはなんだろうか?は
徹底して議論し考える必要があります。
ただ作って出して、満足して帰るではなく、そこで得たもの、感じたものをしっかりと伝え
次の活動へ活かして欲しいです。
炊き出しに行くこと自体、素晴らしい活動なのですから!
さて話はそれましたが、そんな感じで昨日はスマートにいきました。
麺は五福星の自家製麺つるつるしこしこ!!
味付けはたくちゃんとおいらでバッチリと。
提供スタート!
こんな感じです。
おっと今日は180食程度でいいそうだ。
まだ150食分は残っている。
なら近くの場所でやれるところを現地の斉藤さん(被災し骨折しながらもトラックで物資を運んでいます)に聞き出し5分車で移動した場所も昼ご飯がないので。。。と。(満足に3食も行けないところが沢山あるんですよね)
ということでスープや茹で湯をそのまま車に積み上げて移動。
だいぶ力技ですが、ここでもさくっと準備して30分程度で提供開始。
1時間ないぐらいで150食の提供終わり。まだ数人食べてない方へ
親方の弟子のたくちゃんが豚汁におにぎりをいれて提供。
この日は寒かったのもあって大変満足してもらいましたね、
さて来週からはいよいよ「青空屋台」を作ります。
がんばってきますねー。
あっ仙台に入った時に、みなさんから頂いた募金から10万円を「とどけ隊」に渡しました!!!
また今後提供していく炊き出しの費用を凪で集めた募金でまかなっていきます。
およそ1食100円(水光熱費含む)ほどコストとが
かかります。もちろん協賛がえられるとそれだけ
食数をのばすこともできますが、1日300食と考えるとあっという間に無くなってしまいそうです。
(凪でも、復興支援活動のための募金をやろうと思っています)
そこで継続して募金を集めます!後日おって詳細をおしらせします!
凪は僕を含めて2人でこちらにきています。いつも仕事はどうしているのですか?といわれます。
話すと長くなるのですが、仕事はしていません。
しかし、凪の仲間の理解を得ながら、また協力してもらいながら会社一丸となって東北へ協力していく次第です。バカが多いので、こんな時はまとまりやすいのかな?
とはいえ小さいお店なので限界もありますが、沢山の人達から協力をして頂き心強いです。
こりゃ、やらなイカンばい!と思いがんばりますね。
こうやって好き勝手できるのも仲間や応援してくださる人の
おかげです。本当にありがとうございます。
CATEGORY
ARCHOVES
- 2011年5月
- 2011年4月
- 2011年3月
- 2011年2月
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年7月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月
- 2009年12月
- 2009年11月
- 2009年10月
- 2009年9月
- 2009年8月
- 2009年7月
- 2009年6月
- 2009年5月
- 2009年4月
- 2009年3月
- 2009年2月
- 2009年1月
- 2008年12月
- 2008年11月
- 2008年10月
- 2008年9月
- 2008年8月
- 2008年7月
- 2008年6月
- 2008年5月
- 2008年4月
- 2008年3月
- 2008年2月
- 2008年1月
- 2007年12月
- 2007年11月
- 2007年10月
- 2007年9月
- 2007年8月
- 2007年7月
- 2007年6月
- 2007年5月
- 2007年4月
- 2007年3月
- 2007年2月
- 2007年1月
- 2006年12月
- 2006年11月
- 2006年10月
- 2006年9月
- 2006年8月
- 2006年7月
- 2006年6月
- 2006年5月
- 2006年4月
- 2006年3月
- 2006年2月
- 2006年1月
- 2005年12月
- 2005年11月
- 2005年10月
- 2005年9月
- 2005年8月
- 2005年7月
- 2005年6月
- 2005年5月
- 2005年4月
- 2005年3月
- 2005年2月
- 2005年1月
- 2004年12月
- 2004年11月