2011/03/31 ラーメン義援隊の炊き出しが志津川小学校で行われました カテゴリー:凪
ラーメン義援隊の炊き出しが志津川小学校 で行われました。
僕は仙台から駆けつけて、ここに行くまでに通行止めの道路などがあり、かなり苦労しましたが。。。
ラーメン屋さん8名ぐらいで皆さん頑張って炊き出しておりました。
地元の方々で大変喜ばれていたと思います。
途中に義援隊の隊長を歌津エリアへ案内する。
この沿岸部の被害の状況もひどく、物資の支給も遅くなったところだ。
前回調査した歌津中学校 の職員さんを訪ねて、再度このエリアの炊き出し状況を説明して頂いた。
4月1日に日本ラーメン協会青年部で大掛かりな炊き出しを予定しているが、ここでも500食ほど提供できるように枠を確保した。
まだ暖かいラーメンは震災依頼食べていないということなので、楽しみに待っててください!
さて、ラーメン義援隊の水本隊とわれらの「とどけ隊 」のりゅうちゃん両代表を引き合わせ。
お互いにできる事がマッチングできるといいと思っている。
とどけ隊は個人ではなくボランティア団体だ。
その規模は全国からのボランティアメンバーによる。
いろいろなネットワークと、とにかくこのサバイバルな状況で、すぐに行動できるところに大きな良さがでている。行政の行き届かないエリアを物資を運ぶ時に調べ上げ、必要なものを本当に必要なところへ届ける。
宮城県沿岸部では95%の被災を、くまなくカバーしている。
非常に小回りがきく団体だ。
そこに義援隊というラーメン屋の集合の力が合わされば、きっとこの震災の被害にあったエリアに暖かいものを届けられるに違いないと。。。と思って引き合わせたが。。。義援隊のまとまりがよくわからない。。って水本さんひとりでやれらているのだろうからあまり仕組みだってとか、組織だってというのは難しいのかもしれない。
もったいないと思うがそれも仕方ないだろう。今後は情報共有と要請があればお手伝いできる関係になれるだろう。
とにかくこの非常時は1日で物事が大きく変化する。
その中で臨機応変に「あわせる」柔軟さがなければ、本当の意味での救済活動には、なり得ない。
ただなにかしたい!だけでものごとを進めることは自己満足でしかない。
今回僕ら凪が、すぐに現地に向かって炊き出しをしなかったのは、まさにそれが理由だ。
中越地震での反省を活かさなくては。
ラーメン屋さんが炊き出しをしたい。だけども、それが本当に本来必要な形で続けるには?をテーマに
僕は動き情報を集めていた。
まさに今必要なことは、避難所よりもむしろ避難所に入れない民家などで過ごしている人たちではないかと思う。
基本避難所でないと物資が支給されない。なので民家の方も物不足である。また電気、ガス、水道がない。
だから僕らが炊き出しを定期的にしていると、日毎に参加される方の数が増えていく。
これは認知されて近くの方々が口コミできているのだ。
しかし、あくまでも食数は200程度。
この小さなコミニティーの拠点を数カ所持ち、毎日必ず何かしらの炊き出してをやること。
これがとても大切だと思う。
とにかく被災地ではお店は一件もない。なにかをやっていることが一つの安心感でもあるのだ。
ぼくらでもコンビニが市内で夜やっているのをみて安堵したものだ。ましてや現地の状況を考えると。。。
ということで僕はまず11時ー16時とかで、とにかくラーメンや何かの炊き出しをしている場所を簡易的につくります。
必要がなくなったらやめるだけです。また
次に必要なことをやります。