2008/12/26 イベントで働く人の気持ち〜 カテゴリー:

以下店舗においてあるペーパーラジオと同じものをアップします。


 


飲食店にはいわゆる「稼ぎ時」といわれるイベントの日、年末年始、バレンタイン、ゴールデンウィーク、夏休み、土日や祝日、そしてクリスマスとイベント行事での飲食店の忙しさそれは、普段の営業の倍以上の来客があります。(クリスマスはまた業種によって違いますが・・)私たちラーメン屋もおんなじで、ゴールデンウィークは年間で一番忙しい時期でもあります。そんな中で一番苦労するのが、「人」です。


以前私が勤務していた某仕切板のある豚骨ラーメン店では、アルバイト中心で、営業する店舗であり。いわゆるチェーン店です。売り上げは上がるけれど、働く人が増えるわけでもない、そうなれば必然として今いるメンバーの勤務時間が長時間に及びます。それに加え、アルバイトさん達も遊び盛りですから、休みたがる。根本的に無理が店にかかります。現場のスタッフもそりゃぐちの一つどころかすんげーですよホント(笑


甘すぎる飴と痛みのない鞭を使い分けしながら、なだめ、励まし、そして自ら率先して働いてしのいでいるのが、店長さんたちであります。いやー舞台裏はすごいっすね!!


そんな感じでイベントを迎えるわけであります。


僕が考える飲食店とは、食事もおいしく、楽しい空間で過ごすことであり、スプーン一杯程度驚きと、わくわくが加われば最高であると考えています。これも業種にもよりますけれどね。(例 ファーストフードとレストランなど) 僕達ラーメン屋は、一杯にかける情熱が砦であり、絶対に譲れないところですが。。。


 話がそれそうですが、イベントで働いている人というのは、ぶっちゃけると「人がいない中で最高のサービスを提供しよう」と頑張っている人なのです。すばらしいじゃないですか!家族や友人達がイベントを満喫している「お客様側」だとしたら、それを盛り上げる一役を買って出た「人生の縁の下の力持ち」なのです。悲惨な事件や大不況と、新聞やテレビで叫ばれる言葉はブルーになりそうな昨今、そんなことがなんのその一生懸命働いているのが、彼らなのです。 


そこで飲食をこよなく愛するお客様にひとつお願いがあります。そんな彼、彼女らにエールを送ってあげてください。だって、彼らは僕らの人生を少しでも楽しく過ごしていただこうと彼らなりに努力してくれているのですから。「美味しかった!ご馳走様、ありがとう、また来るよ」ってなんでもいいのです。言葉一つでいいのです。うそのようですが、それだけで、僕らは力が沸いて、よりより物を作ろうっていう元気が爆発するのです


飲食店のスタッフだけではなく、日常にある何気ないものに感謝することで、それが「幸」のサイクルを作ってくれるのでしょう。

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