2008/08/16 ものはくさる カテゴリー:
今日は昨日沢山麺を納品したため、立川に行かなくてもすみそうな生田です。
なので、メニューの見直しや、特級煮干やあれこれと。
さて、夏場真っ盛りな今日この頃。
ちらっとふりかえると、食材の腐敗、食品衛生との戦いであるのかもしれません。
昨今の食品業界は不正や、偽装など主に加工、卸での摘発が多かった一時期より、今はリアルに消費者と向き合っている「お店」にもその実態が明らかになってきていますね。そんな中、食材はくさるとあたりまえすぎるのだけど、なかなか当たり前にならない現代社会のひずみの中で働く僕らの日常の一こま。
コンビにの弁当も痛みはするけれど、なかなか悪くなりません。
カット野菜も悪くなりにくい。
なぜでしょうか?
店舗で使っている食材は鮮度がいいけれど、でもやっぱり扱いがずさんだと
すぐに痛みます。いやー厨房が暑い凪の店舗だとすぐどころではありません。
ほんの一瞬の隙にです。香味野菜は比較的ですが、一度調理した玉子や、保存物ゼロの「凪製麺の麺」なんて、状況変化で変わりまくり。そんな中でいかに味の均一化を図るか・・いや、その以前に美味しい状態、安心して食べれる状態で提供できるかは、当然でありながら、運営する店で死活問題でもあります。
だから、無駄に多く準備しないし、適切な場所で保管することの手間をいやでも惜しみません。だってせっかく作ったものをホイホイ捨てていたら、無駄以外の何ものでもないですから。
僕は思うんですけど、こうやって気にかけ、手をかけ続けるからこそ、いろいろな事に気がつき、人間としての幅もひろがるのではないかと。
やっぱり食を通じての人間形成ですね(笑
保存料によって得た人間の利益は、長期的な視点にすると人間本来の大切な本質を少しずつ失っているのかもしれません。
それは地球汚染が進むこの環境とも同じに見えて仕方ない今日この頃。
え〜と難しい話はここで終わり!
コーラー飲んで頑張るぞ。