2007/12/06 日替わり カテゴリー:
先日の100人声のラーメン店主会で、久しぶりに仲間と話をしました。
その中で〜こんな意見をいただきました。
「いくたくん、本店の日替わり辞めたら〜」
仕込みの大変さや、クォリティーを含めてのことだったと思います。
多分普通のお店ならそうでしょう。
昨今のラーメン屋さんはどこもかしこもおいしいです。インターネットやその他溢れんばかりの情報により、今までは商売が難しかった場所でも集客をすることが可能になってきました。そうなれば、腕に自身のある人が出店しやすくなります。
そういう一面もあるため、どんどん腕のいい新しい店ができているのでしょうね。
さて、このラーメン戦国時代を生き残ろうとすれば、日替わりはマイナスかも知れません。ラーメン特有の一品勝負とは若干ある意味価値は下がります。
しかし、私たち自身、今本当の勝負なのかといえば、もちろん全力ではいきますが、ことラーメンに関しては「柔軟」でいいと思っています。
ひとつぐらい、毎日違うラーメンを作るお店があっていいと思っています。
今は、まだまだかもしれませんが、これを10年続けていったらどうでしょう?
つくり続けた凪はきっと面白いお店になってると思いません?(笑
食べに来てくださったお客様も成長していると思いません?
リアルにお客様に育ててもらった僕だからこそなのかもしれません。
しかし、今このときに大行列、繁盛店を意識するのではなく、それは当分先のこととして、特異なる本質を守りながら、お店を続けていければと思っています。
アドバイスを頂いた某店長は、僕ら世代の出世頭。かれがいうのだから間違いはないのだけれど、だけど、同じことやってても絶対に勝てこないからね〜
俺たちなりに喰らいついてやる!!!(笑)