2005/07/20 挨拶 157号 カテゴリー:
先日あるお坊さんの話より・・・
「挨拶の出来ない人は幸せになれない」
そんなのあたりまえでしょ。と言われればそれまでだが・・・・回りを見回すと結構、いやかなり出来てないと思うことがしょっちゅうある。
たとえば、ファーストフードの店員の挨拶。ヒドイ。ふと冷静になって聞いてみるとタイミングと言い方にかなり問題あり。
ラーメン屋の店員。ほとんどが、ながら挨拶。(作業上仕方ない場合もあるが・・)
店によっては今だセンサーなんぞに頼って従業員が言っているだけになっている。こうなれば怒りを通り越して呆れ果てるだけだ。(一時期私もその一人)
この点武蔵家の店長は厳しかった。スタッフ一人一人にお客様が変える姿を見ながらタイミングを図って挨拶する教育を施した。かくある私もしっかり叩き込まれ、今でははずすことなく言える自信がある。(って自信過剰になってたらすいません。)
こんな時代にさぁどうするかだが。挨拶が出来る人の出来ない人の差を考えてみる。
坊さん曰く「挨拶が出来れば+1。出来なければ-1。よってその差は2となる」である。
出来て当たり前なんだけど、なかなかイイ挨拶ができないからそういう見方もありだと思う。
では、その差はなぜ生まれるか?だが、やはり挨拶にどれだけの「思いいれ」があるかだと思う。
坊さん曰く「挨拶には3つの意味がある。一つは目に見えない物に対する心遣い。二つ目は目に見える周りの人に対する心遣い。三つ目はその場その場を区切るチャイム。」
一つ目の意味は目の前の人を作り上げた先祖、多くの人への挨拶。二つ目は言葉の通り目の前に対する挨拶。三つ目は物事への区切りをつける挨拶という意味である。
一度の挨拶この3点の意味を込めて行えばどうだろう。
接客業でいう最大のコストはなんだ?という質問を以前されたことがある。
原価?人件費?広告費?なんだろう・・答えは、「お客様が店まで足を運ぶことこそ最大のコスト」である。
その意味さえしっかり理解しえ入れば、店での挨拶、日々の挨拶も昨日までとはちょっと違ったものになるのではないだろうか・・・。