2009/05/12 一冊の手帳で〜 カテゴリー:
一冊の手帳・・サブタイトルの「なりたい自分になるシンプルな方法」はとてもぐっとくるタイトルです。内容は大人には当たり前すぎて・・・という人もいるかもしれません。 しかし、このように、イメージする力を提案する本に触れたことがない世代にとっては非常に新鮮に感じると思います。僕もいまだに時々読み返し、触れるようにしています。
26歳のときにこの本と出会い、それまでもやもやとしていたものがハッキリとしました。本書の中で「学ぶとはいかに、自ら知らないことを知ること」とあります。このフレーズにはいたく感心し納得しました。それまでは社会人として、一生懸命働いていましたが、先を見る力や努力もせずに、「学歴」や「能力」にこだわっていたように思います。だから、わからないことが恥ずかしかったし、それでやり過ごしていました。しかし、知識など所詮「早いか、おそいか」の差でしかないということに気がついた時に、前向きな人生が始まりました。
以前でもこのブログで紹介した人生の地図はこの前後に書かれ、いまでも僕の指針としてあり続けています。
松下幸之助さんがいったそうです。「ダムはためようと思わないいけない、ただためようと思うか思わないか。。」
世代それぞれの特徴はあるにせよ、「人生の先が見えない」とどうか逃げないでください。 目の前にある、机や、ボールペン、部屋や洋服それぞれもそもそも、誰かが作ったものです。何気に人生も「自分中心」で自分が動かしているのだと。描く力がないと思ったのなら、止まらずに、回りに耳を傾けてください。きっと頼りになる経験豊かな人たちが絶対にいると思います。
僕自身、そうやって沢山の人に助けて頂きました。
そう思うのです。