2010/09/10 さてと。海外びじねすについて語り合おう!パート? カテゴリー:
前回の続きです。
その話が2009年の秋口だったのですが、ようやく始動し始めたのが、2010年4月〜5月。僕はまずパートナーの紹介を受けに香港へ。そしていきなり現地で試食会をすることに。田舎のレストラン?の厨房や倉庫を借りて煮干しと豚骨を作りました。設備のないところでしがが、それなりに7割程度の味をつくることができたのは、海外でのラーメン可能性を感じました。おもに水質による難しさを一番感じました。
話は少しそれますが、開業してから何度か海外へラーメン視察をしています。味千はもとより、韓国のラーメンやさん、一風堂NY店、山頭火、すみれ、アメリカの豚骨ラーメン屋さん、シンガポールでは一風堂、けいすけ、なんつっ亭、香港ではMISTでの完成度に驚き。。現地のチェーン店多数・・・
どこも特徴あり、特に一風堂、けいすけ、なんつっ亭、MISTはとびぬけてレベルが高くこれからの海外ラーメンの指標となるとおもいました。しかし、どこもローカルではまだ、味にこだわったラーメン店の人気は限定的であり、日常食というよりも晴れの食事的傾向が強い
このあたりの解釈をしていくと本一冊が出来上がってしまうぐらいのボリュームになるので割愛・・
僕自身まだラーメン道を歩き始めたばかりであり、まさり現地との融合は大きな魅力だと思っています。
目標はすべてを現地化し地に根ざす味づくり。
そう志を決めて日本を飛び出しました。
それが先月の8月ですから、時間的には猛烈なスピードです。
社訓にあるスピードこそ力自ら変化を望むこころ。とありますがいつ時でもぼくはこの言葉を忘れません。
その時々でベストな決断を進めていく。香港人もそんなところがあります。要はいいかげんであるということ(笑
現地入りしてから食材の選定に苦労しました。
とにかく野菜はまずい、水はまずい・・・・骨は不必要な部位や、鮮度の問題など。。。。
一つひとつクリアーをしていく中で手ごたえを感じていました。
そんな味づくりを進めながらも、現地との契約も少しずつ詰めていったのです。
まさか、このあたりで大きくつまずくことになろうとは。。。。知らずに。。
続く